着物服のお洗濯とお手入れ方法 絹 糸に撚りをかけて織られたもの、シボのあるもの・・・・塩沢紬、お召縮緬、絞りなど編
着物服のお洗濯とお手入れ方法
基本的に、水と石鹸を使ったお洗濯はできません。
なぜなら絹やウールの着物は家庭でのお洗濯を想定して作られていないのです。
がーん、ごめんなさい(涙)
例を挙げますと、
- ウールは水と石鹸を使ったお洗濯をすると縮みます。
- 絹は中には水につけて縮みにくいものもありますが、ほとんどのものが縮みます。
- 水につけると絹特有のしなやかさと光沢が落ちます。
- 水ジミができる場合もあります。
- 綿の浴衣地は水洗い可能ですが、製造工程上、色移りが出る場合がありますので注意が必要です。寝巻用の浴衣は別としても、街着として楽しむために作られた浴衣でさえも、Tシャツのように毎日洗うことは考えられていません。
通常着物を着るときは、さらしや肌襦袢、襦袢、裾除け、などを下につけてから着ています。これは防寒のためもあるでしょうが、肌に着物が触れることによる汚れを防ぐ工夫だったのだと思います。
ですからお洗濯の話をしていて、申し訳ないですが、着用の際に汗取り用の下着つけ、なるべく汚さないことが重要です。
お洗濯によるダメージもありますから、シーズンの終わりにプロのクリーニングに委頼されるのが長く楽しむコツです。
洋服でいえばコートやジャケットの感覚ですね。
絹 糸に撚りをかけて織られたもの、シボのあるもの・・・・塩沢紬、お召縮緬、絞りなど:家庭での洗濯はお勧めしません。縮みます。あるいは伸びます。クリーニングにお出し下さい。
ハンドメイドマーケット「iichi」に出品しています。こちらもご覧下さいね。
http://www.iichi.com/listing/item/244247
ランキングに参加しています。よろしければクリックしてくださいませ。